« 代田橋の北向子育地蔵尊(世田谷区大原) | トップページ | 三宝地蔵菩薩(世田谷区松原) »

2019年7月 9日 (火)

松原の六地蔵(世田谷区松原)

代田橋駅の南にある和田堀給水所から100mばかり西に六地蔵がある。羽根木の子育地蔵の近くから甲州街道に向かう古道の途中、特に目印はない。しかしこの道は江戸時代からある村の主要道路だから地蔵があるのは自然なこと。明治以前はこの道の周りには大きな農家がぽつんぽつんとあるような台地上の畑の中の道だったはずである。

Dscn0450

ごく普通の民家の間に3坪ほどの地蔵堂がある。堂宇は昭和中期に建てたものだろう。手水鉢が内外にひとつずつあるが水は入っていない。さて撮影ととりかかって困ったのは、以前に盗難に遭ったのか、あるいは破壊されそうになったのか、だれも手を出せないように鉄柵と金網で保護されていて、手持ちのカメラではどうしてもその柵と網にピントが合ってしまうのだった。

Dscn0437

まあ致し方ないと妥協。 六地蔵の土台にある文字はひとつづつ読むことが出来る。造立年は、左から順に一番目が延享3年(1746)、二番目が寛延4年(1751)、三番目が享保15年(1730)、四番目が享保13年(1728)、そして右の2体はどちらも延享3年(1746)と書かれていた。古いものと新しいもので23年ほどの差がある。

Dscn0438

六地蔵の後ろのちょうど真ん中に1体の地蔵立像がある。造立年などの情報は読み取れなかった。年号の部分か欠損していたのである。ただし十一年という文字は読めたので、江戸時代に11年以上あった年代からすると、享保11年(1726)、宝暦11年(1761)、寛政11年(1799)、文化11年(1814)、文政11年(1828)、天保11年(1840)のどれかだろう。

場所   世田谷区松原1丁目14-11

|

« 代田橋の北向子育地蔵尊(世田谷区大原) | トップページ | 三宝地蔵菩薩(世田谷区松原) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 代田橋の北向子育地蔵尊(世田谷区大原) | トップページ | 三宝地蔵菩薩(世田谷区松原) »