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2019年8月31日 (土)

浦村宅庚申塔(目黒区八雲)

昨日アップした目黒区東が丘の五十嵐宅庚申塔から南へ700mほどの住宅街に場違いな感じの庚申塔がある。目黒区では「浦村宅庚申塔」としている。 環七の二本松のあった野沢交差点(現在二本松はない)から南へ下る柿の木坂通り、駒沢通りの柿の木坂交差点を過ぎて数ブロック先にある。 傍に今では珍しい公衆電話もあるのでそれを目印にしても良いかもしれない。

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この庚申塔、実はとても古い。板碑型で、寛文3年(1661)の造立。目黒区内でもトップクラスの古さである。板碑の文字は読みづらいが、箱?の内側に「庚申供養二世安楽為也」と書かれている。この路地状地の奥にある大きなお宅が浦村さん宅なのだろうか。これもまた頭の下がることである。 この庚申塔は環状七号線の工事の折に、上馬からこちらに移されたと言われる。

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立派な堂宇ではないが心がこもっているのが分かる。この辺りは江戸時代は衾村だが、庚申塔が元あったというのは衾村と碑文谷村、もしくは野沢村の村境である。現在の環七通りは江戸時代は堀ノ内道と呼ばれ、高円寺の南、妙法寺辺りが堀ノ内村で、そこと池上本門寺あたりを結ぶ街道であった。そのため堀ノ内道周辺には多くの石仏が残っていたようだが、もう数は少なくなってきている。

場所   目黒区八雲4丁目3-2

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