« 中丸地蔵(世田谷区上用賀) | トップページ | 用賀無量寺の石仏(1) »

2019年8月 7日 (水)

用賀四丁目の庚申塔(世田谷区用賀)

東急田園都市線用賀駅の北側には高層ビルの世田谷ビジネススクエアがあり、そのさらに北側には城南信用金庫の事務センター、ディスカウントスーパーのOK、無量寺、とアンマッチな建築物が並んでいる。駅近なエリアが昭和の後期まで建物が少なかったのはもともと水田地帯で地盤が弱かったためだろう。その少し北側には戦後間もなくから住宅が建ち始めたエリアがあった。京西小学校の周辺である。

Cimg2613

その一角に不思議なお堂の庚申塔がある。庚申塔の堂宇はマンションの塀の一部。ここのマンションはずいぶん昔からあったが、オーナーが先祖代々庚申様を守ってきたのだろう。知らなければ通り過ぎてしまいそうだが、いつも花が供えられて守られている感がある。

Cimg2616

庚申塔の保存状態は良好。高さは94㎝で中くらいの部類。板状駒型で、青面金剛像に邪鬼・三猿の図柄。造立年は元文5年(1740)とある。明治時代初期この辺りは畑であった。陸上自衛隊用賀駐屯地の西側、用賀中町通り脇にあった湧水の天神溜池から沢が流れ、現在の用賀の街中である無量寺と真福寺の間を流下して、田中橋(旧大山街道と首都高速の重なる所)で合流していたのである。谷沢川の源頭は3つの湧水池を中心にして田中橋ではそこそこの水量になっていたという。

場所   世田谷区用賀4丁目26-11

|

« 中丸地蔵(世田谷区上用賀) | トップページ | 用賀無量寺の石仏(1) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 中丸地蔵(世田谷区上用賀) | トップページ | 用賀無量寺の石仏(1) »