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2019年8月13日 (火)

瀬田の地蔵堂(世田谷区瀬田)

環八瀬田の庚申堂の脇道をそのまま進む。 この道は環八が出来る前の南北を結ぶ村の主要道で、砧公園を抜けて三本杉へ繋がっていた道。世田谷通り(矢倉沢往還)を越えて滝坂道まで行くことが出来た。250mばかり進むと再び道は分岐する。右は三本杉への道、左は座頭ころがしを経て大蔵への道である。この分岐点に地蔵堂がある。

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大きなケヤキの保存樹木の下に立派な地蔵堂があり、その中に地蔵立像が収められている。ちょうどこの近所には伴順三郎と清川虹子が住んでいた家があったのを思い出したが、場所を忘れてしまった。ここから環八側の区画は住宅展示場になってしまったのでなくなってしまったのだろうか。

Cimg2687

お堂は施錠されていたので格子から中を除かせていただいた。ちょっとひょうきんな顔の地蔵立像である。堂宇が出来る以前は道標の役割が主体であった地蔵だ。正面には「百万遍供養仏」とあり造立年の明和3年(1766)が彫られている。左面は「是より右 高井戸道」右面は「是より左 府中道」とあり、右へ行くと現在の環八とつかず離れず甲州街道の高井戸まで、左へ行くと座頭ころがしから大蔵を経て筏道で府中までということだろう。百万遍はこの辺りで盛んだった念仏講の儀式である。

場所  世田谷区瀬田5丁目22-1

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