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2019年9月26日 (木)

馬喰坂上庚申塔(目黒区目黒)

庚申道は十七が坂で谷戸前川に向かって急に下る。目黒川と谷戸前川に挟まれた尖った岬の地形になっているが、もう少しで庚申道が下り坂になるというところでトチノ木庚申から上って来た道が、庚申道と交差して田道に下る。モノを運ぶにも人が往来するにも、谷戸前川沿いを回る方が遥かに楽だと思う。それでも江戸時代からこの道「馬喰坂」がある。谷戸前川の道「田道庚申通り」が安定しなかったのだろうか。

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その坂上の辻からトチノ木庚申に少し近い所に永隆寺の墓地があり、道路の高いところに4基の庚申塔が並んでいる。江戸前期から中期にかけてのもので、一番右が駒型、青面金剛像に二鶏、三猿の図柄で、造立年は宝永7年(1710)9月。右から二番目は板碑型で三猿のみが彫られている。造立年は延宝8年(1680)9月。4基の中で最も古い。

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左から二番目は駒型で、青面金剛像と三猿、造立年は宝永3年(1706)11月。そして一番左は、駒型で、青面金剛像、二鶏、邪鬼、三猿が描かれている。造立年は寛保2年(1742)11月でもっとも若い。この庚申塔は印象的だったので、坂道散歩で馬喰坂を歩いた時にも取り上げた。馬喰坂の由来などはそちらに書いた。

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庚申塔の斜め向かいに永隆寺がある。狭い寺なので、墓所が散らばっている。永隆寺の本堂の脇に六面塔地蔵があるので、住職にお願いして撮影させていただいた。小さな寺なのでとおっしゃるが素晴らしい文化財が沢山あって素晴らしい。この六面塔地蔵は港区三田にあったものだという。造立年は文政9年(1826)である。ちなみに墓所は目黒区目黒だが、寺の本堂は目黒区中目黒である。

場所  目黒区目黒3丁目21-2

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