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2019年9月30日 (月)

ひいらぎ庚申(目黒区目黒)

田道橋は江戸時代からある目黒川の橋である。茶屋坂を下り田道橋を渡って目黒川の対岸へ渡り、目黒不動尊や祐天寺にお参りをするルートは行人坂ルートの別道としてそこそこ人通りの多かった道だったようである。その田道橋を渡ったところにあるのが、ひいらぎ庚申である。

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マンションの敷地の一角に赤い屋根の堂宇がある。別名を田道橋庚申塔と呼ぶ。庚申塔は道標を兼ねたもので、埋もれていた状態を掘り起こしたのだという。上部がぽきりと折れている。そのため角柱型なのか、駒型なのかは分からない。

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庚申塔の造立年は安永4年(1775)と史料にある。台石には三猿が彫られた跡が見て取れるが、上部は文字塔になっている。中央には「奉納庚申塔」とあり、右面には「しんてら、ゆふてん寺 道」、左面には「こんひら、ふとう尊 みち」とある。新寺というのは馬喰坂上庚申道沿いの長泉院のことである。その庚申道を進むと祐天寺に至る。 こんひらというのは目黒通り脇にあった金毘羅宮の事で、それが目黒通りの金毘羅坂の坂名の由来になっている。その先を行くと目黒不動に達することは言うまでもない。

場所   目黒区目黒2丁目3-1

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