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2019年10月 1日 (火)

田園調布出張所前庚申塔(大田区田園調布)

田園調布は世田谷区と思っている人も多いが、実は大田区。北に接する玉川田園調布が世田谷区である。東急東横線田園調布駅の西側が豪邸街だが、東側は幾分庶民的なところがある。この辺を散策していると著名人に出くわすが自然にふるまうのがマナーだろう。長嶋さん宅前で荒川コーチにばったりということがあったが、20年以上前の事。駅前の長嶋さん行きつけの焼鳥屋もなくなった。

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ちょっと庶民的な東側に出て六間通りを南に進む。間もなく田園調布二丁目の交差点(辻程度の小さな交差点)、その先に田園調布特別出張所の案内標識がある。そこから路地に入ると、植込みに小さな祠があり、その敷地が出張所と親睦会館である。一番道路側に庚申堂、その後ろに調布稲荷神社と福徳弁財天がある。

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庚申堂はしっかりしたもので、庚申社と書かれた扁額も掛けられている。鍵が掛かっているので格子の間から庚申塔を撮影させていただいた。駒型で青面金剛像に三猿の図柄、資料によると10名の願主の名前が彫られているという。

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造立年は元禄12年(1699)2月。庚申信仰の流行としてはピーク時期のもの。青面金剛像の右には「奉供養青面金剛 為講中二世安楽」、また左側には造立年の下に 武刕荏原郡と銘がある。江戸時代にはこの辺りは下沼部村。六軒通りは大正時代の開通だが、それ以前は畑の間に農道が走るようなところだったようである。田園調布は国分寺崖線の先端に当たり、浅間神社がその突端になる。大正時代初期には調布村となり、昭和に入って世田谷区・大田区の一部になった。

場所  大田区田園調布2丁目20-15

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