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2019年10月 5日 (土)

奥沢の文化6年の庚申塔(世田谷区奥沢)

奥沢の道祖神から3ブロック程東にあるのが、文化6年(1809)11月造立の庚申塔。 住宅街の中の路地にまるで犬小屋のように建っているので、見過ごしてしまいそうである。

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しかしここの民家の方がしっかりと守っておられるようで、綺麗にされていて黒御影石の石碑まで立っている。その石碑に刻まれた名前の中には8人中3人の和田さんがおられる。実はこの庚申塔の願主は和田常右衛門と銘が彫られているので、その人の子孫であろう。

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青面金剛像に邪鬼、三猿が描かれている駒型の庚申塔だが、右面には「奥沢本村惣講中」とあり、「願主 和田常右衛門」と続く。高さは74㎝なので平均的な大きさである。江戸時代のこの辺りは当然奥沢村で、東側の呑川が石川村との村境であった。明治時代の地図を見ると、大音寺とこの地の間は低地で田んぼがあり、1~2mほど高くなったこの庚申塔の辺りには数軒の農家があったようだ。和田家はそのひとつだったのであろう。

 

場所  世田谷区奥沢1丁目27-17

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