東本村庚申講(練馬区平和台)
練馬区の坂道を探訪していた時、上板橋から工兵坂を目指して歩いている途中で、かつての田柄川の暗渠を横切るところに庚申塔を見つけた。練馬区は開発の時代が遅いのでまだまだ多くの野仏が残っている。田柄川は光が丘を源頭にして、練馬区、板橋区を流れていた川で、茂呂遺跡の下流、桜川小学校の南で石神井川に合流する暗渠。かつては練馬の水田を潤していた。
2坪ほどありそうな敷地に庚申塔と庚申講の碑が祀られ、石塀で囲まれている。門柱には「東本村庚申講」と書かれ、真ん中に大きな庚申塔がある。駒型の庚申塔の高さは140㎝と極めて大きい。 造立年は貞享2年(1685)9月。青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄である。
青面金剛像の右側には「奉新造立庚申之供養結衆二世安樂所」とあり、左側には造立年と「武刕豊嶋郡下練馬本村」と書かれている。下部には10人の願主名があり、河嶋姓が3人。
右わきにある笠付の石塔は庚申講の碑で高さは80㎝程。正面に「庚申講十人」、右に「下練馬内 本村」とあり、宝暦2年(1752)8月の造立年がある。左側には、「是 〇 たなし道、〇 〇たはし道」とあるが、南に行くと田無道、北に行くと戸田橋ということではないかと推察した。
場所 練馬区平和台1丁目4-8
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