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2019年10月19日 (土)

久我山の馬頭観音(杉並区久我山)

久我山には各路地に親しみやすい名前が付いている。「うえみち」「かさもり坂」「馬車道」「六地蔵通り」など様々。「うえみち」は東西に走る人見街道のサブルート的な馬車道よりも高い台地上を並行して走る道なので「うえみち」と名付けられている。このうえみちの途中に大きな馬頭観音が立っている。

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自然石の文字塔で、正面には「馬頭観世音」とあり、裏面には「明治三十六年九月 小作伊之松」と彫られている。久我山三氏のひとつ小作家の造立である。現在は集合住宅の角にあるが、ここは小作家の土地だった(現在もかもしれない)のだろう。

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伝えられる話では、小作伊之松氏の家では大きな馬を飼っていた。ところがある日その馬が急死してしまったので、うえみちの角に埋めて、八重桜の樹を植えた。やがて八重桜は大きな樹になり、久我山の人々を楽しませたという。その桜の木はもうないが、馬頭観音は明治36年(1903)から120年近くここに建っている。

場所  杉並区久我山5丁目35-10

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