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2019年10月28日 (月)

別荘橋地蔵尊(練馬区大泉)

練馬区光が丘から西へ向かう都道443号は土支田(どしだ)を過ぎて工事中になるが、そこから白子川に下る道は長久保道と呼ばれた古道である。目白通りがかつての清戸道で、現在の西武池袋線中村橋付近(宮田橋)で北に向かって分岐していたのが長久保道。 この先は朝霞の肘折で川越街道に合流した古い道である。

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土支田から別荘坂を下っていくと間もなく白子川に架かる別荘橋を渡る。橋の手前に欅の巨樹があり、そのたもとに二つの堂宇が並んでいる。別荘坂の由来は別荘坂のページにあるが「別荘」ではなく「別の荘」というのが由来である。この地蔵は別荘橋地蔵とも中里地蔵尊とも呼ばれる。

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白子川寄りにあるのが別荘橋地蔵。舟型の地蔵立像。 造立年は天明8年(1788)2月。 地蔵の脇に、「奉造立地蔵尊  新座郡上白子村 講中拾八人」と彫られている。 下部には「南 江戸、左 ほうや」の道標がある。長久保道のホッとステーションだったのだろう。花の量からしても今も近所の方々に守られているのが分かる。

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ケヤキの足元にあるのは庚申塔。 駒型で造立年は嘉永3年(1850)12月。青面金剛像のみなのか、下に邪鬼が描かれているのか、風化が激しくて判別できない。左側には、武州新座郡中里村講中とあり、セハ人(世話人)の名前が2名ある。近くには湧水のある清水山公園や見事な中里の富士塚のある八坂神社がある。

場所  練馬区大泉2丁目59-1

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