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2019年11月16日 (土)

大宮八幡宮鳥居横の庚申塔(杉並区大宮)

大宮八幡宮の創建は康平6年(1063)というからおよそ千年前。平安時代の後期、東北の乱を鎮圧する為に東征した源頼義に由来する。京都の石清水八幡宮からの分霊である。頼義の子、源義家の名も神社の歴史には登場するが、東京を南北に走る伝説の鎌倉道(鎌倉街道)は彼らの物語を土地に多く残している。

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元々この周辺は古墳も多く、一帯は考古学上は大宮遺跡と呼ばれている。そんな場所だから、世俗的な七五三や宮参りの時でなくても、多くの人がお参りにやってくる。そんな鳥居に向かって左側、道路から見える場所にひっそりと庚申塔が立っているのを知る人は少ない。

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駒型の庚申塔は高さ57㎝と小ぶり。 青面金剛に邪鬼が描かれているが、三猿は見えない。造立年は寛政3年(1791)4月。願主銘は根岸源四郎と彫られている。この人が何者なのかの情報は全くない。しかし明治維新の廃仏毀釈を経ても現在こうして大宮八幡の境内に残る庚申塔には、その歴史を乗り越えたものがありそうである。

場所  杉並区大宮2丁目2-14

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