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2019年11月 7日 (木)

永昌寺門前の地蔵菩薩(杉並区永福)

京王線下高井戸駅から北へ、甲州街道を渡り玉川上水暗渠を越えると右(東)の道に寺院がいくつも並んでいる。明治大学の隣は築地本願寺の和田堀廟所。明治大学のキャンパスに迫る広さを有する。そこから西に7寺が並び、その一番西側が永昌寺である。関東大震災で築地本願寺をはじめとして多くの寺が焼け、その一部がこの街に移転してきた。ただし永昌寺はちょっと異なる。創建は寛永元年(1624)に江戸四ツ谷塩町(現在の新宿区愛住町)に建立、明治43年(1910)に高井戸にあった永泉寺と合併してこの地に移転した。

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門前西側に6基の石仏が並んでいる。一番奥は石碑だが石仏ではなさそう。奥から2番目は舟形光背型の地蔵菩薩立像。造立は寛文7年(1667)2月とかなり古いもの。「武州多東郡下高井土村」とあるが多摩郡下高井戸村であろう。高さは134㎝もある大きなものである。

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その隣は少し小さいがそれでも高さ121㎝ある。舟形光背型の地蔵菩薩立像。造立年はさらに古く、寛永8年(1631)秋とある。江戸時代初期、ようやく徳川政権が固まり始めたばかりの頃である。何気に400年前のものと考えると、イギリスの清教徒(ピューリタン)がアメリカ大陸に移住し始めた頃で、アメリカの大半がまだ原住民の住処だった時代である。

場所  杉並区永福1丁目6-15

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