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2019年12月 7日 (土)

お滝と野田の不動(世田谷区成城)

成城学園前の南西を走る国分寺崖線は沢山の坂を形成している。成城学園前駅南口からまっすぐに南下すると病院坂と呼ばれた坂を下り世田谷通りに交差する。病院坂については坂の方のブログに詳しく書いた。病院坂を下ると多摩堤通りとなり喜多見大橋で野川を渡る。野川から東への世田谷通りはひとつの丘を越えて仙川に下る。国分寺崖線の一部が仙川によって突端になったのが大蔵地区でその岬は氷川神社である。

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成城周辺の国分寺崖線にはたくさんの湧水がある。その一つがこの湧水である。お滝と呼ばれるが、ちょろちょろの湧水。もっとも昔はもっと水量があったに違いない。池のほとりにある不動尊像には「明治8年(1875)9月 惣講中 為諸人参詣安全」と彫られている。かつてこの辺りは砧村大字喜多見字下野田という土地で、この石仏も野田の不動堂と呼ばれて信仰を集めてきた。小田急線脇にある喜多見不動尊とのかかわりが深い。

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明治時代に起こったこの辺りの不動講は喜多見不動を信仰する講中。起こりは、明治初期の多摩川の洪水で上流から流れてきた不動尊を一度成田山に運び、入魂したものを改めて祀ったことに始まるという。線路わきの喜多見不動は成田山と極めて深い関係がある。近辺最大の湧水も喜多見不動にある。

場所  世田谷区成城1丁目7-2

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