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2019年12月15日 (日)

平町墓所脇の庚申塔(目黒区平町)

桜森稲荷神社の70mほど南に墓所があり、一角に石塔がいくつか祀られた境内がある。民家と墓所の間にあるが道から直接見えないので見落としてしまいそうだ。平町はヒラマチではなくタイラマチと読む。江戸時代には衾村字平根、平根の「平」が残って1965年の改定で正式に平町となったが、明治時代の地図を見ると「平根」、大正時代は「平」、昭和に入ってからは「平町」という地図表記になっている。

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ブロック塀の階段を上ると左に屋根付きの石碑がある。板碑型の庚申塔で、造立年は延宝6年(1678)11月と相当古い。文字塔で「帝釈天王」と書かれている。高さは1mを超える大きさ。なぜこの場所にこれがあるのかなど不思議が多い。

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板碑型庚申塔と向かい合うようにして、墓所の塀の前に並ぶのが馬頭観音他計3基の石仏。新旧混じってなかなか面白い。左端の丸彫の像は昭和60年(1985)7月造立の極めて新しい馬頭観音で、このタイプは見たことがない。

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中央も馬頭観音で文字のみが正面に「馬頭観世音」と彫られている。脇を見ると、造立年は昭和15年(1940)9月と彫られている。右にあるのはどうも墓石のようだが、なぜここに祀られているのかはわからない。ただ造立年は元禄2年(1689)9月と相当古いので、板碑型庚申塔と関係があるのかもしれない。

場所  目黒区平町2丁目14-14

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