« 鉄飛坂庚申塔群[境内](目黒区平町) | トップページ | 高木神社の庚申塔(目黒区南) »

2019年12月18日 (水)

清水窪弁財天と馬頭観音(大田区北千束)

中原街道脇にある洗足池、昔からの周辺の地名は千束であったが、日蓮が身延山久遠寺から常陸の国へ当時に向かう途中、池のほとりで足を洗ったという言い伝えから洗足池となったと言われる。真偽のほどは分からない。そんな洗足池は、一説には大昔に築堤によって造られた人工池だという説がある。確かに地形的にはその通りである。洗足池に流入する支流はいくつもあったが、現在も残るものは清水窪弁財天の池の湧水だけである。

Dscn1188

弁財天の脇には滝のように落ちる水流があるが、これは人工の滝である。実際の湧水は池のほとりで判るか分からない程度湧いているようだ。井の頭池や代々木公園の清正井のようにはいかない。その他の水源は環七と中原街道の交差する南千束立体交差の辺り、大岡山駅付近、東工大キャンパスの南東付近である。勿論どれも現存しない。この清水窪弁財天の奥に馬頭観音がある。

Dscn1206

造立年などは全く分からない。おそらく昭和後期辺りではないかと思うが、どこにも記録がない。自然石の板状のものに「馬頭観世音」とのみ彫られている。ちなみに清水窪弁財天は、江戸時代初期に地元の岸田家先祖が祀ったのが始まりという。縄文海進の頃はこの辺りまで海が迫っていたようで、大森区史には洗足池は海の名残りと書かれているようだが、多分違う。

場所  大田区北千束1丁目26-5

|

« 鉄飛坂庚申塔群[境内](目黒区平町) | トップページ | 高木神社の庚申塔(目黒区南) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鉄飛坂庚申塔群[境内](目黒区平町) | トップページ | 高木神社の庚申塔(目黒区南) »