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2019年12月27日 (金)

鷺宮4丁目の庚申塔(中野区鷺宮)

都立家政駅と鷺ノ宮駅はとても近くホームの端から隣駅のホームの端まで300mしかない。野方と都立家政の間も近いがそれでも600mはある。電車を待つなら間違いなく歩く距離である。これは昔、中野高等家政女学校(現在は鷺宮高校)の要請で都立家政の駅を作ったからである。鷺宮は中野区でも最も開発の遅れたエリアで、妙正寺川の流域の低地には水田が広がっていた。この流域の開発が進んだのは高度経済成長期以降で、都営アパートなどが沢山作られた。

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西武新宿線の北側を並行して東西に走るのは新青梅街道である。「新」とつくのにこの道は江戸時代からある古い道である。そしてこの道筋には時代に応じた野仏が残されている。中杉通りの交差点の西からまっすぐな新道と旧道が分岐しているが、この旧道筋の途中に古い庚申塔が立っている。植込みに紛れている様子だが、唐破風笠付角柱型の立派な庚申塔である。

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青面金剛像は無く、下部に三猿が浮彫になっている。正面には「奉供養庚申二世祈所」とあり、造立年は元禄10年(1697)2月である。東西の旧道と交差する北東から南西に延びる道は、上鷺宮村から井荻村へのメインルート。この小さな辻には昔から多くの人々が往来していたのである。

場所  中野区鷺宮4丁目6-5

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