« 東光寺の庚申塔(中野区上高田) | トップページ | 上高田の馬頭観音⓶(中野区上高田) »

2020年2月 1日 (土)

上高田の馬頭観音①(中野区上高田)

上高田中通りは江戸時代からの古い幹線道である。昔はもっと石仏石塔があったのだろうが、今は踏切北側にある笠付庚申塔とこの馬頭観音くらいしかない。新井薬師前駅の南、上高田中通りから西へ少し入ったところに竹垣の素敵な広い屋敷がある。屋敷林に囲まれたその姿は江戸時代から大正にかけてのこの辺りの大きな農家の雰囲気が残っている。ここは「たきびの歌発祥の地」とある。巽聖歌がたきびの歌をこのあたりに住んでいる時に作ったという。当時は竹垣でなく、生垣だったようだが、現在も一部生垣は残されている。

Cimg3469

一旦、上高田中通りに戻り少しだけ南に進むと堂宇の中に石仏が1基祀られている。 舟型座像の馬頭観世音像である。造立年は文政7年(1824)10月と台石にある。傷んでいるようで面相は分からない。堂宇は戦後建てたものだという。

Cimg3472

この馬頭観音はたきびの歌の場所の傍に住まわれていた荻原さんのご先祖が、自分の持ち馬が死亡した時に供養のために建てたものらしい。また土地の言い伝えでは、この馬頭観音はおできによく効くといわれているらしい。もっと有名になっていたらイボ観音などと呼ばれていたかもしれない。

場所  中野区上高田3丁目13-12

|

« 東光寺の庚申塔(中野区上高田) | トップページ | 上高田の馬頭観音⓶(中野区上高田) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 東光寺の庚申塔(中野区上高田) | トップページ | 上高田の馬頭観音⓶(中野区上高田) »