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2020年1月 9日 (木)

踏切脇の庚申塔(中野区鷺宮)

鷺宮1丁目の庚申塔から南東に延びる道がある。江戸時代からある古道で南中の道、あるいは雑司が谷道と呼ばれた。野方の南を過ぎてから南下し、中野駅のある方角へ伸びている。中野駅の西側一帯は江戸時代はお犬様の施設があった場所で、区役所も大学も公園も繁華街もみな犬小屋の一部に過ぎない。その道が西武新宿線を横切る踏切脇に庚申塔がある。

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この庚申塔は昔は踏切の南側、現在でいうと中野区若宮1-55-1にあったものをここに移設したもの。昭和の後期に出版された中野区の刊行物にはまだ旧地点の庚申堂とされているので平成になってからの移設ではないだろうか。庚申塔は唐破風笠付角柱型で、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄。側面に「奉庚申供養 さぎの宮村願主8人」とあり、反対側に年号がある。造立年は正徳4年(1714)10月である。

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旧場所ではこの庚申塔は野ざらしでしばしば倒れっぱなしになっていたりしたらしい。戦前その場所は交通事故が多く、住民が丁寧に供養すると事故が少なくなったらしい。堂宇を作ったのは戦時中からで、現在の堂宇は三代目。左側にある折れた角柱には「〇法大師」とあるがこれは福蔵院と宝仙寺への道標だったようだ。千羽鶴や花を見ると現在も地元の方に大切にされていることがわかる。

場所  中野区鷺宮1丁目1-9

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