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2020年1月10日 (金)

野方6丁目の庚申塔(中野区野方)

野方駅から商店街を北に進み、200mほど先の路地を西に入ると庚申堂がある。この庚申塔は中野区の資料にももれていた。江戸時代、この辺りは下沼袋村。すぐ南には北原小学校がある。この東西の道も古くからある道で、それらしく曲がっている。

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庚申塔は唐破風笠付角柱型の立派なもので、「奉供養庚申待二世安樂所」とあり、下部に三猿が彫られている。造立年は寛延元年(1748)10月で、当時の念仏講中10人によるもの。「武刕多摩郡上沼袋村」の銘がある。上沼袋村はもっと南西の地域で、妙正寺川の向こう岸である。元はどこにあったのだろうか。

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側面には道標が彫られており、「右 中村ミち」「左 さきのミやミち」とある。願主名は江川辰四良内と書かれている。おそらく近所の方がこの庚申堂を守って来られたのだろうと思うが、なぜ中野区のリストから漏れていたのか、なぜ上沼袋村なのか、と謎の残る庚申塔である。

場所  中野区野方6丁目28-4

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