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2020年1月 7日 (火)

若宮2丁目の庚申堂(中野区若宮)

中野区若宮は西武新宿線鷺ノ宮駅と野方駅の間の南側一帯、妙正寺川以北のエリアを指す。若宮という地名は昭和後期からで、それまでは鷺宮の一部であったが、住民の公募により「若くはつらつとした街」のイメージで若宮となったらしい。ある意味私が嫌う地名の改悪である。明治から大正にかけては鷺宮村の中でも下鷺宮と呼ばれていた地域なので、それが一番しっくりくるのだが、どうも住民は「下」とつくのが嫌だったのではないだろうか。極めて稚拙な見栄だと思う。そうやって全国あちこちで地名が破壊された、ここもその一つである。

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当然ながらこの堂宇の前の道も古くからある道である。都立家政駅前の商店街を南下してくると斜めの丁字路に当たり、20mばかり東に行くと四辻になる。交差する南北の道もまた江戸時代からの道。その四辻を南に曲がるとすぐにブロック塀の間の堂宇が現れる。

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中に納まって祀られているのは駒型の庚申塔で、青面金剛、邪鬼、三猿、二鶏の図柄のもの。「奉納為庚申供養二世安樂  武州多摩郡中野領鷺之宮村 講中16人」の銘がある。堂宇はブロックと檜で造られている頑丈なもの。道標も兼ねているらしいが堂宇は施錠されていて側面が見えなかった。造立年は享保10年(1725)10月である。

場所  中野区若宮2丁目7-15

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