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2020年2月20日 (木)

明静院の石仏(狛江市岩戸南)

狛江駅の東、世田谷通り辺りから旧岩戸川の暗渠が比較的明確な道筋を示し始める。この辺りは大昔から氾濫を繰返した多摩川の流域の一部で、堆積物が造った土地なので傾斜がなく、旧岩戸川は蛇行を繰り返し東に進んでいく。しばらく行くと岩戸児童センターがあり、その向かいに明静院と岩戸八幡神社が並んでいる。

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岩戸八幡神社は永禄元年(1558)の創建と伝えられるが、隣接の明静院は享禄3年(1530)の創建と四半世紀古い。もっともこの辺りは昭和中期まで田んぼの広がる田園地帯で、その中にポツンと神社と寺がある風景だっただろう。明静院は寺名を清岸寺という天台宗の寺院である。

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門前に一基の地蔵がある。念仏供養塔らしい。造立年は貞享4年(1687)2月とある。「奉造立念仏供養同行9人」と彫られているこの地蔵は、1978年の狛江市の資料だと境内に他の石仏と一緒に置かれているが、いつからか門前に祀られるようになった。江戸時代前期の造りの良い石仏である。

場所  狛江市岩戸南2丁目10-13

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