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2020年2月 4日 (火)

天神町の石仏(中野区中野)

現在の中野駅の北側で中野通り以東が中野5丁目、中野ブロードウェイに向かうサンロード商店街のある西半分が打越町、残りの東半分が天神町であったのは高度経済成長期まで。東半分が天神町と呼ばれたのは、北野神社があるからである。戦後のエネルギーを保っているような打越町に対して、天神町は戸建て住宅の多い静かな街である。

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北野神社の南側には神田川支流桃園川のさらに支流が流れていた。現在もその流れの跡は暗渠になっていてくねくねと曲がっている。北野神社の正式名は打越天神北野神社。創建年代は不詳だが、江戸時代からあるという。しかし明治初期の地図にも載っていない小さな神社だったようだ。この神社の境内、本殿裏横手に庚申塔が2基、如意輪観音が1基祀られている。

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右の庚申塔は駒型、青面金剛像に三猿の図柄で、元禄5年(1692)11月の造立。打越村願主 鈴木・保坂の銘がある。中央は舟型の庚申塔で、青面金剛に邪鬼、三猿が描かれている。造立年は元禄14年(1701)10月で、中程に折れた跡があり継いである。左側の如意輪観音座像は元禄10年(1697)11月の造立。この3体は初めは北野神社の前の道路際に立っていたが、昭和7年(1932)に境内に移されたらしい。

場所  中野区中野5丁目8-1

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