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2020年2月18日 (火)

堀ノ内地蔵堂②(杉並区堀ノ内)

堀ノ内地蔵堂から南へ下る坂道には「地蔵坂」という名前がある。坂道ブログでも紹介した。この地蔵堂の辺りでは昔から塞ノ神の行事を行っていたという。ここから南へくだると 堀ノ内保育園があり十字路になっているが、昭和2年くらいまでそこは「墓下」と呼ばれていたらしい。

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堂宇の右側には小さな石仏が並ぶ。左の小さなかわいい地蔵は新しいものだろう。角柱型の無縁塔は正体が分からない。右側の小さな丸彫の地蔵立像は多少時代が経過しているように見える。

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一方左側には中型の石仏が並ぶ。右は舟形の地蔵菩薩立像で造立年は不詳、「施主岡野氏」とある。中央は角柱型の文字塔の馬頭観音。これには明治22年(1889)の造立年がある。渋谷妙順建之とあるが、名前がお寺のお坊さんっぽい。左の浮彫の石仏も馬頭観音像で、こちらは造立年は不明である。

南西100m程のところにある堀ノ内熊野神社の西側(現在の杉並区済美教育センターあたり)は昔、牛馬の死体を捨てた場所だった。「てんば」とか「すてば」と呼ばれ、嫁入りにはこの傍は通らず、もし通れば袖をもがれるという言い伝えもあったという。捨場があったので馬頭観音もあるのだろう。

場所  杉並区堀ノ内2丁目8-10

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