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2020年2月 8日 (土)

笠付円筒形の庚申塔(中野区中央)

中野坂上駅から山手通りを少し北上した東側には中野第十中学校があったが、残念ながら2018年3月をもって閉校。しかし第三中学校と合併して同じ場所で中野東中学校として学校は残ることになった。この場所はもともと中野宝仙寺の土地で、昔はここに広い境内があり三重塔があった。昭和の中頃まではこの辺りを塔山町と呼んだがこれは三重塔由来である。寛永13年(1636)に建てられたが戦災で焼失してしまった。

Cimg3531

そのすぐ近くに白い堂宇がある。しっかりした堂宇だが、中を見ると大きな丸太のような石塔があるのみ。実はこれが庚申塔で、戦災を被ってかなり破損した状態になっている。資料によると、造立年は宝永5年(1708)10月で、「奉供養庚申講為二世安楽」と書かれているようだ。正面に青面金剛を配した円筒型の笠付庚申塔だったらしい。

Cimg3533

堂宇の建設は当然ながら戦後。古老の話によると、庚申塔の場所は何度か変わっているらしく、戦前までは第十中学校の正門(現在地よりも南)にあったという。青面金剛像の出っ張りが渡しにはモアイ像にも見えた。

場所  中野区中央1丁目41-1

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