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2020年3月 2日 (月)

瀧坂道の庚申塔(世田谷区上祖師谷)

瀧坂道は渋谷道玄坂と調布の甲州街道滝坂を結ぶ古道である。甲州街道から仙川駅西で分岐して江戸へ向かって進むとやがて仙川の流れに向かって下る。この下り初めに滝坂道から入間村への分岐があり、その分岐点にあるのがこの庚申塔である。

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ブロックの頑丈な堂宇の中に祀られているのは、舟型光背型の庚申塔で、青面金剛像と三猿のオーソドックスな図柄。造立年は天和2年(1682)11月と古いが下部の村名や人名はほとんど見えない。

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庚申塔にはいささか窮屈な堂宇だが、雨風は確実にしのげる。瀧坂道は江戸幕府が甲州街道を開くまで、府中(国府)への道として吉良氏の世田谷城からの重要な道だった。極めて古い道だけに、地形に素直にくねる魅力的な道である。ただ最近、榎交差点から安穏寺の北側をまっすぐに通す計画道路が間もなく出来上がりそうで、これも時代の変遷である。

場所   世田谷区上祖師谷5丁目8-1

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