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2020年3月19日 (木)

幡ヶ谷子育地蔵尊の庚申塔(渋谷区幡ヶ谷)

幡ヶ谷子育地蔵尊は監獄並みのガードで格子の隙間からしか尊顔を望めないが、一部子犬の頭が入るほどの隙間があり、そこから両脇の庚申塔を何とか撮影することが出来た。

Cimg3963

まずは向かって左隅にある駒型の庚申塔である。高さは99㎝、青面金剛像に三猿、二鶏の図柄。造立年は正徳3年(1713)11月で、「奉供養庚申講諸願成就処 新町講中」とある。下の写真は右隅の庚申塔。こちらは高さが112㎝とさらに大きなもの。青面金剛像、三猿、二鶏の図柄で、こちらも正徳3年(1713)11月の造立。

Cimg3964

この庚申塔がある幡ヶ谷子育地蔵尊のある甲州街道と路地によって出来た三角の土地だが、江戸時代からここは道の分岐点だった。甲州街道から分岐するこの路地は、代々木村と幡ヶ谷村の村境でもあったので、塞ノ神の庚申塔があることは自然である。甲州街道を拡幅する以前の地図にはここに巨樹のマークがあるが、子育地蔵尊の説明板にその記述があった。それによると、この辺りの低地は昔から地蔵窪と呼ばれていた。もとは現在の国道道路上にお堂があったが拡幅で大ケヤキのあったこの場所に移され、大ケヤキは伐採されたらしい。

興味深い文書がWeb上にあったのでリンクを付記:土地の記憶 代々木と幡ヶ谷 小嶋祥三氏

場所  渋谷区幡ヶ谷1丁目1-8

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