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2020年4月28日 (火)

四ツ叉馬頭観音(板橋区板橋)

自分が東北方面へ向かう際に使う首都高速道路中央環状線は長いトンネルで豊島区要町で地上に出てくる。すぐに5号池袋線との合流があり、その先4レーンになるが、素早く右レーンに車線変更して板橋ジャンクションで王子方面へ進路を取らねばならなく、いつも緊張を強いられる区間である。その板橋ジャンクションの三角形の底辺の真下にあるのが四ツ叉馬頭観音。

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ここは首都高速の開発に伴う道路工事の末、全く様変わりしてしまった。しかし現在の交通の要衝は昔も同じで、中山道から平尾という場所で南に分岐したのが川越街道、その川越街道に交差していた南北に延びる板橋の仲宿から池袋へ向かう高田道(高田雑司が谷道)の辻にあったのがこの馬頭観音。道路工事の為しばらく移転していたが、工事が終わって元の場所近くに金属製の堂宇で祀られたのが2015年である。

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馬頭観音の造立年は享保19年(1734)10月で、馬頭観音としては相当古い。この馬頭観音は道標としても知られていたというが、特に行先を示すものはない。ただ「六十六部・・・願主順貞」という文字が見られるので、坂東・秩父あたりを巡廻した記念に地元の順貞という人物が建てたものではないかと思う。首都高速道路の近代的な建築物とのコントラストがいい。

場所  板橋区板橋2丁目58

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