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2020年4月19日 (日)

高松の庚申塔(豊島区高松)

要町から北に延びるえびす通り商店街はしばらく進むと丁字路で東に曲がるが、その少し手前に西に延びる銀婚通りとの分岐の丁字路があり、すぐ北に庚申塔が祀られた祠がある。えびす通りは昔は長坂道と呼ばれた古い道である。椎名町から北へ谷端川沿いに続いていた。銀婚通りは平成6年に豊島区によって付けられた通り名だが由来などは分からない。

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庚申塔のある民家とコインパーキングの間には細街路があるが、これは昔あった谷端川の支流の暗渠である。高松小学校の南側沿いを流下して、要町の北辺りで谷端川に合流していたようだが、昭和に入る頃にはもう埋められていたかもしれない。江戸時代この辺りは長崎村村内だったので、塞ノ神という訳ではなさそうである。

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堂宇内の庚申塔は保存状態の極めて良いもので、笠付角柱型のもの。青面金剛像、邪鬼、三猿、二鶏が描かれている。脇には「武州豊嶋郡長崎村」の銘があり、下部には「願主 荒井久太郎」とある。荒井は地名だが人名由来なのだろうか。造立年は享保6年(1721)10月なので江戸時代の中期、吉宗が享保の改革を行い徳政令を出したりした経済衰退の時期である。

場所  豊島区高松2丁目22-1

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