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2020年4月12日 (日)

天沼2丁目の庚申塔(杉並区天沼)

庚申塔には似合わない明るい民家ある一角にぽつんと庚申堂が立っている。実は以前は天沼2丁目17-2に祀られていたもので、最近この場所に移設されたようである。元の場所からは400m程北北東に移った訳である。

Dscn1832

堂内右側には唐破風笠付角柱型の庚申塔、左側には駒型の庚申塔が並んでいる。右の笠付角柱型の庚申塔は正徳5年(1715)11月の造立。青面金剛像に邪鬼、三猿の図柄である。「奉造立庚申供養二世安樂所」と正面にあり、台石には人名も彫られているがほとんど読めない。

Dscn1833

一方左側の駒型庚申塔は享保13年(1728)11月の造立。青面金剛像に二鶏、邪鬼、三猿が見事に彫られている。「天沼村講親 長谷川佐左衛門 同行6人」とあり、かなり金持ちだったのだろう。なかなか少人数で造れるものではない。どちらの庚申塔も江戸時代中期の庚申講全盛期のもので、クオリティも極めて高い。

場所  杉並区天沼2丁目42-3

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