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2020年6月12日 (金)

下井草2丁目の馬頭観音(杉並区下井草)

JR中央線阿佐ヶ谷駅と西武新宿線下井草の間は、早稲田通りを境に南が本天沼、北が下井草である。早稲田通りに絡むように妙正寺川が東流している。当然妙正寺川が最も標高が低く38m程だが、南北の台地は概ね45m前後で7mほど高い。きれいに耕地整理された町並みの中のとある辻に堂宇がある。妙正寺川と早稲田通りの間にあり、標高は44m程なので川筋から台地に登り切ったところになる。

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民家の一角にきれいな堂宇が築かれている。この辺りは、明治時代以前は下井草村(天沼村)大字天沼字割間という場所。のどかな農村地帯だった。堂宇の中を覗いてみると、隅丸角柱型の馬頭観音座像が祀られている。造立年は文化12年(1815)4月。馬頭観音の下には文字が刻まれている。「如是畜生發菩提心  変体生天土地尾礫  草木國土悉皆成仏」とある。

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右面には、「法光山 二十代主 日胡」とあるが、法光山なる寺院が何処にあるのかが分からない。裏面には、「願主  彦三郎 十兵衛 講中39人」とあるが、念仏講だろうか。早稲田通りは江戸時代から明治時代までは長命寺道と呼ばれた街道。別名遍路道と言われ、練馬の長命寺へ参詣する道だった。

場所  杉並区下井草2丁目4-1

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