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2020年6月16日 (火)

経堂の子育地蔵(世田谷区経堂)

経堂駅の北側を西に向かう道はかつての瀧坂道のひとつである。瀧坂道は宮坂で二手に分かれ、経堂駅の場所を経て赤堤通り近くで再び合流していた。その滝坂道を進むと、閉店した古い自転車店が分岐点にあり、その前に堂宇がある。そこに祀られているのが子育地蔵尊である。

Cimg2001

堂宇はそこそこの敷地にあり、格子が閉じられていた。これより先には烏山川が流れており、大正期までは田んぼが広がっていた。この分岐点は江戸時代から分岐点だったらしく、ここに地蔵が祀られているのは自然なことかもしれない。

Cimg2003

格子の中の地蔵は丸彫の地蔵立像で、造立年は正徳5年(1715)11月。左面には「東国(武蔵国)荏原郡世田谷領経堂在家村 願主 松原市良左右門」とある。松原氏は経堂に住着いた一族である。当時の念仏講中によって建てられたもので、講中男女48人とある。子育地蔵は今となってはピンとこないが、昔は1歳までに亡くなることが多く、そのため延命地蔵や子育地蔵が数多く作られた。

場所  世田谷区経堂3丁目38-1

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