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2020年7月13日 (月)

たんきり子育地蔵尊(新宿区愛住町)

新宿区は旧町名を残してくれていてとてもありがたい。無味乾燥なナンバリングのような〇〇何丁目というのは嫌いである。愛住町(あいずみちょう)というのもなかなかいい響きで、江戸時代は四谷愛住町と言われ主に武家屋敷と寺地だった。四谷がとれて愛住町になったのは明治44年(1911)でそれ以来ずっと愛住町である。

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愛住町には週刊釣りニュース社が建てた「釣り文化資料館」がある。ただ土日が休みの上に、コロナでほとんど開館していないので、いまだかつてオープンしている時に行ったことがない。資料館の前にある釣り地蔵はご愛敬。これも愛住町が寺町だったことから来ているのだろうか。

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安禅寺の門前にあるきれいな堂宇に祀られているのが、たんきり子育地蔵尊。ここに来るには靖国通りから「暗闇坂」を上り台地の上を南に歩く。紅葉川の右岸の台地である。たんきり子育地蔵のある安禅寺は慶長13年(1608)に江戸城和田倉門に創建されたが、江戸城拡張で徳川家光に追い出され、寛永11年(1634)にこの地に移転してきた。地蔵尊は創建当時には既に作られていたという。しかし第二次大戦の空襲で破壊され、その後昭和31年(1956)にようやく再建された。石材は伊豆真鶴の小松石を使ったというから、江戸時代初期のものと同じ材質だろう。

場所  新宿区愛住町9-1

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