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2020年7月 3日 (金)

大谷口の庚申塔(板橋区大谷口)

大谷口の地名の由来は不詳だが、一説には石神井川へ注ぐ沢の入口という意味があるようだ。西光寺の北側の道は大谷道とかつては呼ばれた街道。現在は大谷口通りと呼んでいるらしい。大山で川越街道に合流する。明治時代は農村地帯で上板橋村だった。そんな大谷口の西光寺から少し南に進んだところに、2基の古い庚申塔が立っている。

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どちらも唐破風笠付の角柱型庚申塔でかなりの時代物。まず左は延宝5年(1677)2月の造立。擬宝珠(ぎぼし)もきちんと残っている。下部に三猿が描かれ、正面には「奉供養庚申二世安楽所」と書かれている。側面には蓮の葉が描かれている。右側の小さい方も古く、貞享2年(1685)9月の造立。これも下部には三猿が彫られ、「奉供養庚申家世安楽之処」とあり同行8人となる。この時代にこれだけのものを作れるのはこの辺りの農家が意外に裕福だった可能性も感じられる。

場所  板橋区大谷口2丁目13-12

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