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2020年8月18日 (火)

ビル街の庚申塔(品川区西五反田)

五反田といえば最近あった事件は、積水ハウスという巨大企業が地面師カミンスカス(ふざけた名前だと思う)らによる詐欺に遭って55億円を騙し取られた事件。結局旭化成グループが取得して和風旅館「海喜館」は解体された。この旅館は花街の一部として長く営業してきた旅館で、大正昭和の怪しい時代の雰囲気があった。海喜館は目黒川の右岸にあるが、左岸の一本裏手の道には庚申塔がある。

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ビル街の庚申塔は珍しくなかなか見ることがない。しかし緑地規制などもあり、植込みに由緒ある石仏を祀ることは良い選択だと思う。この一角には三島稲荷神社もあり、銀座や日本橋は意外とそういう小さな稲荷神社が多い。ここには「伝承の石臼」があり、かつて三田用水の下流端が当時の大崎村谷山の飯島家の畑で目黒川に落ちていた。そこの水車小屋にあった石臼である。

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肝心の山崎ビル前の庚申塔は、駒型で日月・青面金剛・三猿のオーソドックスなデザイン。造立年は元禄10年(1697)6月である。三田用水の完成が承応2年(1653)だから、当時この地の有力者であった飯島家とも関係があるのかと、願主名を見たが、「施主教譽敬白」とあるのみであった。

場所 品川区西五反田2丁目13-8

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