« 護国寺の石仏(2) (文京区大塚) | トップページ | 十条民家門脇の庚申塔(北区上十条) »

2020年9月14日 (月)

としまえん前の馬頭観音(練馬区練馬)

2020年8月31日で閉園となったとしまえん(豊島園)。94年前に開業した遊園地だが、場所は練馬区なのに何故豊島園という基礎的な疑問を持つ人も多い。もともとこの地は室町時代に築かれた練馬城という館城の跡地である。この地を治めていたのが豊嶋氏で、東京の半分は江戸時代から明治にかけても豊嶋郡だったほどである。また練馬区はもともと板橋区の一部だったが、戦後ようやく練馬区が誕生したくらい新しい。

Img_8275

その豊島園のゲートの北側には現在も豊島園庭の湯というスーパー銭湯がある。その前の細路地に二基の馬頭観音が立っている。手前の切り株は長い事ここに生えていた銀杏の樹の切り株。いつ伐採されたのか分からない。去年はあったはずである。切り株のすぐ傍にある三角形の自然石の馬頭観音塔は明治43年(1910)6月の造立。施主名は鈴木芳太郎とある。

Img_8272

もうひとつは角柱型の馬頭観音。こちらは昭和2年(1927)のもので、施主は大野太右衛門とある。この昭和2年(1927)という年にとしまえんは開業した。自然石の馬頭観音の横にとしまえんと同時に立てられた馬頭観音はとしまえんの閉園を見送ることになったのである。

場所  練馬区練馬4丁目19-7

|

« 護国寺の石仏(2) (文京区大塚) | トップページ | 十条民家門脇の庚申塔(北区上十条) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 護国寺の石仏(2) (文京区大塚) | トップページ | 十条民家門脇の庚申塔(北区上十条) »