« としまえん前の馬頭観音(練馬区練馬) | トップページ | 聖観音堂の石仏(北区上十条) »

2020年9月15日 (火)

十条民家門脇の庚申塔(北区上十条)

JR埼京線十条駅から西へ約200mほど、場所を知らなければ到達不可能なところである。しかしあくまでも民家なので、静かに見て通り過ぎるのがいちばん。このお宅は高木家、その門前に一基の庚申塔がある。

Cimg1031

植木鉢の植物に覆われていて、近所の人も気づかないかもしれないが、植木鉢の後方に立派な庚申塔が立っているのである。角柱型だが、もしかしたら元は笠付角柱型だったのかもしれない。門とブロック塀の角に置かれているので二面しか確認できなかった。正面上部には日月、その下に「庚申塔」の文字。

Cimg1032

そのさらに下には、「上十条村前新田 講中」とある。江戸時代末期この辺りは十条村だった。十条駅前の十条銀座周辺の小字が前新田、その西側が新堀、北が仲原町で、上十条村前新田となるとまさに地元である。横面には「東 王うじみち」とあるが、造立年は分からなかった。似たような角柱型文字塔で比較的近場のものは、東十条駅前にある寛政3年(1791)のものと十条駅近くにある天保15年(1844)のものがあるので、それと同じくらいの年代だろうと推測される。

場所  北区上十条2丁目22-3

|

« としまえん前の馬頭観音(練馬区練馬) | トップページ | 聖観音堂の石仏(北区上十条) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« としまえん前の馬頭観音(練馬区練馬) | トップページ | 聖観音堂の石仏(北区上十条) »