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2020年9月 4日 (金)

龍泉院の石仏(新宿区西早稲田)

馬場下町の交差点から早稲田大学大隈講堂方面に進むと角に小さなお寺(龍泉院)がある。通りは大学の街として扱われているが、早稲田大学の周りにはお寺が沢山ある。江戸時代の切絵図を見てみると、神田川支流の蟹川を挟んで南側が早稲田村、北側が下戸塚村。そして周辺は同心屋敷から大名屋敷までが入り混じり、その間にさらに寺地がある。面積としては寺地が一番多い。早稲田大学の敷地は、法泉寺境内、三河西尾藩の下屋敷、伊予松山藩の下屋敷が大部分を占めていた。馬場下町の交差点は江戸時代から交差点であった。

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真言宗龍泉院の門を入るとすぐ右手に堂宇があり、丸彫の地蔵が祀られている。中折れしているのは戦災によるものだろうか。造立年は嘉永元年(1848)10月とある。龍泉院の創建は寛文9年(1669)である。江戸時代から境内の広さは変わっていないようで、切絵図の龍泉院も狭い。地蔵の堂宇は昭和58年に建替えられたものらしい。

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地蔵の向かい側にはこじんまりと庚申塔が佇んでいる。舟型光背型の庚申塔で、日月、青面金剛像、三猿、二鶏が描かれている。造立年は元禄2年(1689)4月と書かれていた。表面の剥離が進んでいるが、青面金剛像の縦割れが気になった。

場所  新宿区西早稲田1丁目1-12

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