« 日枝神社庚申塔(北区十条仲原) | トップページ | 柏木神社稲荷大明神石祠(北区神谷) »

2020年9月18日 (金)

八雲神社庚申塔(北区中十条)

環状七号線と旧岩槻街道(日光御成道)の交差点にあるのが八雲神社。この東側の環七の緩やかな坂は馬坂と呼ばれるが、江戸時代は大川(隅田川)の河岸段丘の崖線で階段並みの急坂だった。馬坂のところでも触れたがこの八雲神社は小さい神社で見落としがちだが、昔は環七がないので日光御成道のランドマークだったのだろう。

Cimg1062

十条八雲神社の創建は寛政8年(1796)と伝えられる。かつて境内には樹齢三百年を超える大杉があり、天王の一本杉と呼ばれたというが、これも含めて日光御成道の目印だと言えるだろう。八雲神社となったのは八雲講が管理しているためで、元々は牛頭天王社だったようだ。もっともどちらも京都の八坂神社系列らしい。

Cimg1064

境内にあるのが駒型の庚申塔で、「庚申塔」という大きな文字、台石に三猿という図柄である。造立年は天明4年(1784)11月で、「武刕十条村講中」の銘がある。また道標も兼ねているようで、「是より左りいたばし道」とある。江戸時代は神社の東側は崖線を下る馬坂、西側には板橋への街道があり、姥ヶ橋から北西に向かい蓮沼で中山道へ繋がっていた。

場所  北区中十条3丁目33-12

|

« 日枝神社庚申塔(北区十条仲原) | トップページ | 柏木神社稲荷大明神石祠(北区神谷) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 日枝神社庚申塔(北区十条仲原) | トップページ | 柏木神社稲荷大明神石祠(北区神谷) »