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2020年9月16日 (水)

聖観音堂の石仏(北区上十条)

埼京線十条駅から西へ、環状七号線の姥ヶ橋との間にあるのが雪峰院長泉寺。その門前にあるのが聖観音堂という赤い門構えの小堂である。堂宇の中に何が祀られているのかは、門から中へは入れないので分からない。小堂の手前、左側に石仏が並んでいる。

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手前側は駒型の庚申塔で、高さが135㎝もある大きなもの。上部に日月、青面金剛像、その下に二鶏と三猿が彫られている。造立年は延宝5年(1677)12月、江戸時代初期のものである。青面金剛像の右には「奉造立青面金剛尊像一躰二世安樂処」と書かれている。平成8年(1996)発刊の北区の資料を見ると頂部の欠損がないので、それ以降最近壊れたものである。

Cimg1035

その隣の丸彫石仏は白衣観音立像。奥の舟型の石仏は大日如来像であろう。造立年は天和3年(1683)3月とある。いつも門扉がきっちり閉鎖されているのは、庚申塔の頭頂部を破損させたいたずらがあってその結果ではないかと思ってしまう。昭和、平成、令和と時代は移り変わるが、神仏に危害を加えるものは必ず報いを受けると信じるべきだろう。おどろおどろしいものではなく、人の生きざまとして問われる一線という意味である。

場所  北区上十条3丁目25-2

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