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2020年9月17日 (木)

日枝神社庚申塔(北区十条仲原)

環状七号線がJR埼京線を渡る橋は親柱に富士見橋とある。しかし周辺には富士見と呼べそうな場所はない。そもそも埼京線はほぼ南北に走っているので、西にある富士山が見えるはずもない。ただ橋の少し東に富士見ビルというビルもある。また環七の北側には富士見診療所という内科小児科の病院もある。そして、日枝神社のすぐ西側で環七にぶつかる南から続く商店街が十条富士見銀座商店街ということが分かった。東十条駅の近くには富士講の富士もあるので、まあ昔は見えたのかもしれない。

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日枝神社は小さな神社で本殿は庚申塔の堂宇と大きさがあまり変わらないほどこじんまりとしている。庚申塔は本堂に向かって右手にある堂宇にあり、板碑型ではあるが、ほぼ駒型っぽく、日月、青面金剛像、二鶏、一猿の図柄。高さは124㎝もあり比較的大きな駒型庚申塔。造立年は延宝4年(1676)2月で古いものである。

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青面金剛の右側には「奉納庚申待供養二世安樂所」とあり、左側には年紀と「武刕豊嶋郡十条村」の銘が彫られている。近年も庚申の祭りは継続されており、「仲原庚申」というらしい。いったん途切れていた庚申講が近年復活し、庚申講では年6回庚申様のお祭りを開催している。神社の境内にあることで、庚申講が継続している例と言えるだろう。

場所  北区十条仲原2丁目6-5

 

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