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2020年10月27日 (火)

北町の庚申塚(練馬区北町)

川越街道の地下を東京メトロ有楽町線と新都心線が走っている。地下鉄赤塚駅で地上に出ると、交通量の多い国道254号川越街道。地下鉄赤塚駅の4番出口を出るとすぐ都心側に小さな緑地帯があり、石塔が立っている。

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街道沿いでケヤキの木が並んでいて石塔石仏があるのは昔の風景が残っているわけで、ここは明治時代以前から川越街道と大泉村へ向かう道の分岐点だった。不動産屋ののぼり旗がいささか邪魔だが、植込み内に明治14年(1881)2月造立の自然石の庚申塔が立っている。正面には「庚申塚」とあり、裏面には年紀と田中兼吉の銘がある。また正面下部に「右 川こ江  左 ところ沢」という道標もあるところからここが昔から分岐点だったことがわかる。

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庚申塔ではなく庚申塚である理由は何だろうと考えてみた。古墳説などもあるが、街道筋にある一里塚のようなもので、元々は何らかの小山が造られていて分岐点の目印になっていたのではないだろうか。明治になって田中氏が庚申塔を立てるにあたり、街道の塚の影響を受けて庚申塚と名付けたのではないかと思う。

場所  練馬区北町8丁目37

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