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2020年10月30日 (金)

成田山不動大教会の石仏(板橋区赤塚)

下赤塚駅から100m余り北東の路地に成田山不動大教会という寺院がある。真言宗智山派で、梶山不動尊の別名でも知られており、明治20年(1887)5月に建立、当初は赤塚大師堂と呼ばれたが、昭和17年(1942)に不動教会となり、昭和42年(1967)に現在の成田山不動大教会と名を変えている。

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この大教会には失礼ながら興味はないが、境内にある石仏を見に行った。この身代り不動尊と名付けられている丸彫の地蔵立像は文化9年(1812)3月の造立で、大教会よりもずっと古い。台座左に「梶山 願主 中田」と一部欠損しているがあるので、この地域の人によって造られたもの。元は赤塚2-3にあったというから、赤塚中央通りの西側になる。数十m移動したようだ。ただ、区の資料によると台座は移動の時に組み合わせたものとあるので、もしかしたら地蔵自体はもっと古いかもしれない。

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手前の堂宇にはきれいな聖観音立像が祀られていた。造立年は昭和27年(1952)5月と極めて新しいもの。台の正面には「平和観音」とある。戦没者慰霊のための平和観音とのこと。台座右の「講和発行記念」というのは前年のサンフランシスコ講和条約の事であろうか。戦後、ある意味で確実な平和が訪れたと感じられたのかもしれない。

場所  板橋区赤塚1丁目9-11

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