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2020年10月26日 (月)

民家塀の庚申塔(板橋区志村)

清水坂上の富士大山道の道標と庚申塔の丁字路からさらに100mほど志村坂上方向に進むと、コインパーキングの手前の民家の塀が一部大きく凹んでおり、そこに庚申塔が祀られているのを目にする。

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勿論この道はかつての中山道、多くのお宅が現代的な家に変わってはいるが、昔の街道筋の家という認識があるのだろう。明治時代以前のこの辺りは中山道から小豆沢への道が分岐していたり、前野村への道や富士大山道が分岐していたりする交通の要所だった。だからこそ馬頭観音もあれば庚申塔も、路傍に祀られているのだろう。

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ここの庚申塔は駒型で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿の図柄。「武州豊嶋郡志村」の銘がある。板橋区の資料では年銘は不詳とあるが、右面に「〇徳三〇」とあるので、江戸時代以降では正徳年間しかない。とすれば正徳3年(1713)ということになる。摩耗がかなりひどく、多くの文字は読み取れない。左面には「乞より・・・道」とあるので、道標の役割も果たしていたようである。

場所  板橋区志村2丁目3-5

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