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2020年11月21日 (土)

牛天神北野神社庚申塔(文京区春日)

中央大学の西にある牛天神北野神社は縁起によると、源頼朝が1184年に東征の折、小石川の入江の松に舟を繋ぎ波風が静まるのを待つ間、夢に菅原道真(天神)が牛に乗って現れ吉事があるからここに後程社を営むべしと告げたという。東征の後、頼朝はここに神社を築いたとなっている。牛と天神は道真に由来する。

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本殿前の両脇には牛が狛犬のように向かい合っているが、この牛ではなく、牛石というものが境内にあり、それをなでると願いが叶うと信じられている。境内の西側と南側が切り立った崖になっており、その為本殿裏には牛坂という急坂がある。また本殿から西の安藤坂下へは急な階段がある(牛坂のページを参照)。鎌倉時代は日比谷の入江に注ぐ平川の上流に小石川大沼があり、神田川と小石川がそこに注いでいた。この小石川が形成した河岸段丘の崖である。

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本殿と階段の間にあるのが背丈ほどの大きさのある笠付角柱型の庚申塔。造立年は不明。珍しく正面には「道祖神」と書かれているが、これは文京区の資料によると後世に改刻されたものとされている。下部には三猿が陽刻で彫られていて、その下には二鶏がある。さらにその二鶏の間にはひよこ(小鶏)がいる珍しいものである。

場所  文京区春日1丁目5-2

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