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2020年11月17日 (火)

二葉の地蔵堂(品川区二葉)

品川区役所前から西に向かって走っている都道鮫洲大山線、大井町線下神明駅の前で複雑に分岐を繰返すが、実は古い道で江戸時代からある。地蔵堂がある場所は現在は交番と並んでいるが、昔は5方向へ分岐する辻だった。道に沿って用水が流れていたが、立会川の流れは南東に下った東光寺の先である。この辺りの小字を下蛇窪向井といった。

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立派な堂宇で中には地蔵菩薩像が4体ほど祀られている。手前にあるろうそくの台が邪魔で、拝むのにも写真を撮るのにも邪魔で仕方がなかった。地蔵4体とも文字がほとんど読めないので、資料を確認すると、後部中央の大きな地蔵が寛政4年(1792)3月造立の丸彫地蔵菩薩で、下蛇窪村の男女講が建立したもの。

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また、地蔵堂裏手にうち置かれている石塔があるが、どうもそれが宝永5年(1708)10月造立の駒型庚申塔らしい。「奉供養庚申石橋」とあるのはここを流れていた用水の橋なのか、あるいは東光寺先の立会川に架かる橋なのかは分からないが、どちらかだろう。この地蔵堂は東光寺の鬼門(北西)を守る鬼門除けの地蔵堂とのことで、二葉鬼門除け地蔵という呼び名があるらしい。

場所  品川区二葉2丁目1-12

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