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2020年11月26日 (木)

妙清寺の石仏(文京区白山)

都営地下鉄白山駅は薬師坂の地下にある。白山通りからここを通って尾根伝いに通る中山道(国道17号線)に谷を上り詰めるのが薬師坂の道筋。厳密にいうと は坂下から中程までは谷筋を通るが、途中から谷は西に曲がる。東洋大学白山キャンパス辺りが源頭である。この谷のズレから妙清寺は山門を入ると谷底に落ちるように階段を下り境内に至るという不思議な地形になっている。

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階段を下ると石仏が並んでいる。この妙清寺に薬師堂があった為、江戸時代には薬師坂と呼ばれた。同様に心光寺が吸収した浄雲寺にちなんで浄雲寺坂、白山神社にちなんで白山坂などと、いろいろな呼ばれ方をした坂である。

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石垣の奥の折れ曲がりの隅に庚申塔がある。笠付角柱型の庚申塔で、「奉修庚申供養為二世安樂」と書かれた下に三猿が彫られている。造立年は寛文11年(1671)5月。下部に施主名が並んでいるが摩滅が激しいので読みづらい。

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左の本堂近くにあるこの地蔵菩薩像はもとは舟形光背型だったのだろう。しかしかなりの部分が欠損している。下部に寛文9年(1669)9月の年紀が入っている。妙清寺の創建は慶長11年(1606)であるから、まだ坂下は湿地帯だったころである。江戸時代の地名は指ヶ谷という。今でもお七の墓のある円乗寺の門前にはこの説明板がある。

場所  文京区白山5丁目33-3

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