« 成田山円能寺の庚申塔(大田区山王) | トップページ | 井草八幡前の庚申塔(杉並区上井草) »

2020年12月16日 (水)

椿の庚申様(杉並区善福寺)

練馬区に近い杉並区の青梅街道沿いにある井草八幡宮。参道が北からの参道と東からの参道と二つあるが、昔からあるのは東からの参道のようだ。昔は井荻村の一部だが、この土地は遅野井と呼ばれており明治時代までは遅野井八幡宮と呼ばれた。その東側参道の北側の玉垣沿いに神社の遊歩道があり、そこには古い鳥居(分解)や椿の庚申がある。

P1080496

笠付角柱型の庚申塔で、造立年は貞享3年(1686)11月で、日月、青面金剛像、三猿の図柄。実は青梅街道の桃井にあったのだが消えてしまったので、私のメモでは「マンション建設で撤去」となっていたが、井草八幡宮といういい場所で会うことが出来た。青面金剛の右には「奉奇進庚申爲二世安楽也」とある。寄進の誤字はご愛敬。なかなか立派な庚申塔である。

P1080494

古くは小字三谷部落の北の入口にあったというから、現在の今川4丁目辺りだろうか。都立杉並工業高校の少し南くらい。敷地内には椿の大樹が生繁っていたので集落では誰ともなく「椿庚申様」と呼んだ。遠く下井草や鷺宮の村人の信仰も集めていたらしい。関東大震災に遭い、杉並区桃井4丁目5-1(HONDA、スバル、ポルシェのディーラーの東側のマンション)に移った。マンションができてからは、現在の井草八幡宮の遊歩道に移ったという経緯である。

場所  杉並区善福寺1丁目34

|

« 成田山円能寺の庚申塔(大田区山王) | トップページ | 井草八幡前の庚申塔(杉並区上井草) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 成田山円能寺の庚申塔(大田区山王) | トップページ | 井草八幡前の庚申塔(杉並区上井草) »