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2020年12月28日 (月)

区境路傍の庚申塔(板橋区大山西町)

とある五差路、南は豊島区千川、西から北は練馬区大谷口、北から東は板橋区大山西町、東は板橋区幸町と3つの区の区境にある駐車場の一角に忘れられたように佇んでいる庚申塔がある。意識しなければ気づかないかもしれない。

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鉄柱が立っているのは庚申塔を守るためだろうか。庚申塔そのものは、極めて良い保存状態で、とても野ざらしには思えないほどきれいに手入れされている。多くの庚申塔がそうであるように、この庚申塔も安山岩で、火山岩の中では玄武岩に比べれば負けるが流紋岩よりも詰まっていて重く、石仏の加工には最適な石材である。

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駒型の庚申塔で、日月、青面金剛像、邪鬼、三猿、二鶏が描かれている。造立年は安永5年(1776)8月。台石には、「庚申待講中 二十五人」「武刕豊嶋郡上板橋大谷口村  大野清左衛門」の銘があり、16名の願主名が刻まれている。こういう場所の庚申塔はいつの間にか消えてしまうことが多いのでいささか不安でもある。ぜひ守ってほしいものだ。

場所  板橋区大山西町28-2

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