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2020年12月23日 (水)

上石神井千川通りの庚申塔(練馬区上石神井)

水車のモニュメントの遊具のある上石千川児童遊園から少し東に進むと、信号のある交差点の角に堂宇が立っている。駐車場の角の一角に敷地を戴いて祀られている。ここから千川通りを離れ北に向かうとすぐに西武鉄道の上石神井車両基地がある。

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尊像を拝顔しようと思ったが、扉はチェーンに南京錠でしっかりと閉じられている。過去に誰かがいたずらをしたのだろうか、何となく哀しい。致し方なく、格子の間から撮影する。庚申塔が手前にあるので、全貌を映すことは不可能。

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庚申塔は駒型で、上部に日月が陰刻され、中央に青面金剛像が陽刻されている。その下には三猿が描かれたオーソドックスなデザインである。

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造立年は宝永2年(1705)10月。正面に刻まれているのは「奉造立南無帝釈天王」。帝釈天は寅さんで有名だが、庚申信仰の尊像としても時折見られる。庚申懇話会編の『日本石仏事典』によると、この庚申塔を事例に、「青面金剛を帝釈天と考えていたふしが各地の例から知られる」と説明している。描いているのは青面金剛像だが、当時の人はこれが帝釈天だと思っていたのだろう。

場所  練馬区上石神井1丁目3-16

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